2010.6.8 05:00
≪米の雇用回復低調で警戒感≫
【輸出関連】 トヨタ自動車(7203)が先週末比4%安の3210円、キヤノン(7751)が5.3%安の3675円と大幅安。先週末発表された米国の5月の非農業部門雇用者数が前月比43万1000人増と、増加幅が市場予想を下回ったことで、米景気回復は見込まれていたほど力強くはないと懸念された。為替相場で急激な円高も進み、輸出数量と採算両面の悪化による業績警戒感が高まった。
■日立製作所(6501) 7%安の345円と急落し、下落率の大きさは昨年11月16日以来。売買高は東証1部首位。英国のハモンド運輸相は4日、鉄道車両の更新事業を見直すことを表明したと、5日付の朝日新聞朝刊などが報じた。同社が優先交渉権を獲得していた「インターシティー・エクスプレス(高速鉄道)」約1400両分の約1兆円の受注が破棄される恐れが出てきたという。
■ニコン(7731) 6.4%安の1634円。ゴールドマン・サックス証券では、ユーロ・円相場の前提を1ユーロ=125円から120円に変更、業績予想を下方修正し、目標株価を2350円から2150円に下げた。きょうの日本株市場の取引時間中のユーロ・円相場は同証前提よりさらにユーロ安・円高の108円台で推移し、業績警戒が一段と広がった。