2010.6.9 05:00
≪貸出残高減で収益悪化を懸念≫
【情報サービス大手】 NTTデータ(9613)が4.2%高の34万6000円、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、4739)が3.4%高の3320円などそろって上昇。大和証券キャピタル・マーケッツでは同セクターについて、ファンダメンタルズの高揚が続く中、株価調整は新規・追加投資の好機と指摘。NTTデータの妥当株価を45万7000~51万1000円、CTCは同4250~4750円などとしている。
【金融】 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2.1%安の419円、東京海上ホールディングス(8766)が1.2%安の2422円など、銀行、保険、証券株が下落。前日の米国株式市場では、金融危機調査委員会から召喚状を受け取ったゴールドマン・サックス・グループを中心に金融株が下落。米欧で金融業界への規制強化懸念が根強い中、国内では日本銀行が朝方発表した5月の銀行貸出平均残高が前年同月比2.0%減と、6カ月連続の前年割れになった。収益環境の不透明感から売りが先行した。
■SBIホールディングス(8473) 10%安の1万3010円で、東証1部値下がり率2位。約311万株の公募増資などで最大概算492億円を調達すると7日発表した。調達資金はファンドへの自己投資資金などに充当する予定。これによる株式希薄化は20%と見込まれており、1株当たり利益の希薄化と株式需給の悪化を懸念した売りが膨らんだ。