【東京市場の注目銘柄】(15日)トヨタ、ソニーなど輸出関連下落 (1/3ページ)

2010.7.16 05:00

 ≪米景気不安拡大 円高を警戒≫

 【輸出関連銘柄】 トヨタ自動車(7203)が前日比2.3%安の3175円、ソニー(6758)が2.4%安の2530円など。東証1部の業種別下落寄与度上位を電気機器や輸送用機器が占めた。米国の6月の小売売上高が前月比で2カ月連続減少し、米景気に対する先行き不安が広がった。ドル・円相場が1ドル=88円台前半と、前日比でやや円高に振れたことも業績にマイナスに働くと警戒された。

 【銀行】 りそなホールディングス(8308)が5.3%安の975円、住友信託銀行(8403)が5%安の459円など。バーゼル銀行監督委員会は14日から会合を開き、金融危機を受けた規制強化案をまとめる。スイスの当局者は同日、同国の金融機関の自己資本比率に対し、バーゼル委やEU(欧州連合)の世界的な規制を来年までに導入する可能性を示唆した。個別行の増資リスクを懸念する動きが東京市場にも波及した。

 ■津田駒工業(6217) 12%安の142円。会社側が14日、2010年11月期に6億円の連結営業赤字の計画を据え置き、厳しい採算の現状が懸念された。中国の景気対策で繊維機械製品の販売が急回復し、売上高予想は304億円から317億円に増額修正したが、中国などアジア地域で繊維機械の価格競争が激化、販売単価下落に伴う事業採算の悪化などを考慮し、損益計画は変えなかった。

 ■栗田工業(6370) 2.1%安の2508円。ゴールドマン・サックス証券は14日、投資判断を「中立」から「売り」、目標株価を2900円から2650円に引き下げた。

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