秋冬ファッション、通販・スーパーは見逃せない 消費者参加型のショー開催 (1/2ページ)

2010.8.30 10:00

 ■若い女性意識のデザインに

 今年の秋冬は通販やスーパーの衣料品が、ひと際目を引くかもしれない。消費者参加型のファッションショーを開催したり、デザインを一新するなど、新しい試みを次々と実施。価格とファッション性の両立で優勢なユニクロやファストファッションにどこまで対抗できるか注目が集まっている。(小川真由美)

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 ≪おばさん色を一新≫

 通販大手のニッセンは今月21日、自社のイメージガールの人気女優、香里奈(かりな)さん(26)と、一般女性100人が参加する「ニッセン ベストスタイリングコンテスト2010」を開催した。参加者は今年5月、女性誌などで募集。チュニックにファーベストの組み合わせなど、ニッセンの服の着こなし案で選ばれた100人がコーディネートを披露した。

 コンテストに参加した専門学校生(21)は「通販はおばさんのイメージが強く、自分が着る服はないと思いこんでいた」と話す。20代前半の女性が大半だった参加者の中で、ニッセンの顧客は半分以下。コンテストで香里奈さんと同じ舞台に立てるとあって、興奮して泣き出す参加者も見られ、同社の認知度やイメージアップに奏功したといえそうだ。広報CSR室の浪花勝史(なにわ・かつし)室長は「ニッセンの服を知ってもらい、通販の印象を変えたい」と説明する。

 ニッセンは今後、顧客に一斉送信していたメールを、購買履歴や服のサイズ、色や柄など検索記録ごとに細分化。利用者一人一人の傾向に合った内容に一新し、若い女性の取り込みを狙う。

 一方、通販のオットージャパンは初の日本人モデルとして、今月から女性誌「ストーリー」で活躍するモデルの前田典子さん(44)を起用した。自社のウェブサイト「オットー×マエノリ」で、前田さん独自の着こなし案を紹介するほか、カタログでも巻頭で前田さんの特集を組む予定だ。

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