【こうならないためには…】
予算を任されるプロジェクトの規模と納期を確認しよう
予算は会社や業界によって差異が大きく、ましてやこの不況下ではなおさらです。広報やマーケ、研究職などによくある話ですね。「携わる部署が将来的に何を期待されているのか」「これまでどれほどの実績を上げてきたのか」を質問することで、入社後の仕事の規模を察しておくといいでしょう。「どんなプロジェクトを、どんな人たちと実現させるのですか?」「仕事の期間と、それに付随する予算はどのくらいですか?」などと話を広げるチャンスにもなります。
すべては自分自身の身を守るため。面接時には遠慮せず、上手に質問しよう
入社後に「こんなはずでは」と感じる場合のほとんどが、「面接の場で、配属先の人から直接仕事の進め方が聞けていない」ことが原因だと藤井氏は語る。キャリアアップを実現する貴重なチャンスだけに、一人でも多くの人と会って話せるよう、遠慮せずに人事担当者に相談してみよう。変化が激しい時代だけに、やはり生で聞ける情報が有効。転職に納得がいけば、入社後のやる気もアップし、ビジネスパーソンとしての成長につながるはずだ。