■「中古ワンルーム2戸からはじめる家賃40万円稼ぐ黄金の法則」
振り返ってみると、6年前に「中古ワンルームマンションで収益を上げる!」を執筆して以来2年ごとに1冊書いてきた。
将来の年金不安に加え、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」効果で投資マインドは高まっており、東京に優良な投資物件を持ちたいと考える人が増えている。だからこそ、地に足のついた投資法で着実に資産を増やしてほしいと考え、4冊目を執筆した。
今回紹介したいのが、誰もがちょっと頑張れば手が届き、しかも将来にわたって安定した家賃収入を得られる確かな不動産投資法。それは「ローンのないマンションが2戸とローンのあるマンション1戸」という形を作ること。これを「レバレッジの黄金率」と呼んでいる。
資産全体に占める借金の割合は33%だが、今は金利が低いので40%まで安心。この考えは1億~2億円のアパート経営でも同じだが、1億円の60%つまり自己資金6000万円を用意するのは大変。しかもアパート1棟投資では空室、家賃の値下がり、劣化による修繕コストといったリスクがある。