知名度が低いベンチャーが単独で採用活動を行っても、ほしい学生にはなかなか足を運んでもらえない。そこで、ベンチャーが結束し一大勢力となって開けば、大手を狙う優秀な学生も興味を持ってくれるかもしれない。
この思いは、オロだけではなく40社に共通する。イベントでのグループディスカッションなどで「優秀」と判断された80人の学生は特典として、1月に開かれる合同選考会(40社の1次選考会に相当)に招かれる。
就職待望組を“救済”
リクルートキャリアによると10月1日時点で、内定を得ていない14年3月卒業見込みの学生は2割弱。学生は一般的に、大手企業の訪問から始める。しかし、内定を待っているうちに、次の企業にアプローチするタイミングを逃してしまうといった事例が少なくない。