ノロウイルス相次ぐ 大量調理増え、感染大規模に (1/3ページ)

2014.2.23 07:10

 ノロウイルスの集団感染が相次いで報告されている。今や冬の食中毒の原因として知られるようになったノロウイルスだが、「昔はノロウイルスによる食中毒なんて聞いたことがない」と思う人も多いのではないだろうか。集団感染は、大量調理施設で調理する食品が増えるなど社会の変化とも関係しているといえる。感染予防にはノロウイルスの性質をしっかり知って対応することが大切だ。(平沢裕子)

 昔はおなかの風邪

 ノロウイルスは手指や食品などを介して経口で感染し、1、2日の潜伏期間後、嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などを起こす。軽い風邪のような症状で、かつて「おなかの風邪」と呼ばれていた多くがノロウイルスによる感染性胃腸炎の可能性が高い。

 京都大学東南アジア研究所の西渕光昭教授(微生物学、公衆衛生学)は「ノロウイルスは培養が困難で、以前は電子顕微鏡でしか検査できなかった。今は遺伝子検査で簡単に検査できる。集団食中毒が発生したとき、原因がノロウイルスかすぐに分かり、報じられるようになった。ノロウイルスの名前をよく耳にするようになったのはそのためだろう」と説明する。

過去には、仕出し弁当や漬物、菓子など大量調理施設で調理された食品が汚染源となり…

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