“不幸な猫”増やすな… 餌やり・飼い主探し 広がる大学の「地域猫」活動 (1/3ページ)

2014.3.23 11:57

 多くの大学が頭を悩ませる構内の野良猫に関して、ボランティアの学生らが「地域猫」として世話をする活動が広がっている。猫の世話には餌や不妊手術の費用がかかるなど学生の善意だけでは継続が難しい面もある。大学の猫対策を考える。(平沢裕子)

 費用どう工面

 地域猫は特定の飼い主がいない猫で、その猫が住み付く地域の住民の協力によって世話をされ、管理されている猫のことだ。

 名古屋大学内で地域猫活動をするボランティアサークル「なごねこ」は平成24年3月から活動を開始。大学内の猫の不妊手術や個体管理のための「ねこ籍」の作成、飼い主探し、定期的な餌やり、餌場周辺の清掃などの活動を行っている。

 餌やりは約10人のメンバーで当番を決め、休みの日も欠かさずに1日2回、5、6カ所の餌場を回る。餌やりで猫と触れ合えるのは楽しい半面、餌代や不妊手術代などにかかる費用の捻出が大きな課題となっている。これまでは約半分が寄付、残りは学祭の売り上げとサークル会費で賄ってきた。

 なごねこ代表の同大理学部2年の太田匡隆(くにたか)さん(20)は「保護した猫の飼い主を募集しているので、サークルのことを地域の人に広く知ってもらいたい。一方で、活動が知られることで捨て猫が増える可能性もある。猫が好きなので活動は続けたいが、金銭的なことを考えると今後も続けられるか不安」と打ち明ける。

 なごねこへの活動についての問い合わせはメール(meidaineko@yahoo.co.jp)で。

取材OKの返事後に、取材中止を求めてきた大学も

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