進化続ける「子供乗せ自転車」 タイヤ小さく、低重心タイプが人気 (1/4ページ)

2014.5.18 12:02

 幼児2人を乗せて運転できる「3人乗り自転車」が平成21年に解禁されてから約5年。子供乗せ自転車は「安全・安定」をキーワードに進化を続け、最近ではタイヤが太くて小さく、重心が低いタイプが人気だ。ただ、子供を乗せて公道を走ることは危険と隣り合わせ。事故を減らそうと、母親たちが交通マナーを学ぶ取り組みも広がっている。(加納裕子)

 安全性が一番

 パナソニックサイクルテック(大阪府柏原市)が10日、大阪市浪速区で開いた親子乗り自転車の試乗会。大勢の親子連れでにぎわった。「タイヤが小さいので小回りが利く。安定感があっていい」と話すのは、子供2人を乗せて試乗した堺市中区の主婦、小川茜さん(22)。担当者は「一番重視されるのはやはり安全性ですね」と話す。

 同社の売れ筋はタイヤが前後とも20インチと小さく、太いタイプ。重心が低くて安定感が増し、子供の乗せ下ろしもしやすい。同社が扱うのは価格が高めの電動アシスト車だが、こぎ出しや坂道でもスムーズに走れるため、よく売れているという。

ハンドル部分に子供用シートを後付けするよりも重心が安定

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