「反転授業」デジタル活用で導入進む 生徒の進捗、学校側で把握 (3/4ページ)

2014.5.24 17:57

 大学とも連携

 全国的に注目を集めるのが佐賀県武雄市だ。小中学生約4200人全員にタブレット端末の配布を決定。今春は小学生約3千人にタブレット端末を配り、3~6年生の算数と4~6年生の理科で、独自の反転授業「スマイル学習」を始めた。

 家庭での事前学習はタブレット端末で約10分程度の動画を見てワークシートに記入。その後、タブレットで2、3問の演習問題と感想を答える。学校ではグループ学習などを通じて知識定着を目指す。事前学習用の動画は、各校教員に単元を振り分けて内容を検討し、教材開発会社が制作した。算数と理科ともに約3分の1程度をスマイル学習に置き換える。

 同市は昨秋、2小学校でスマイル学習を試験実施。その結果、小6理科を受けた24人中17人が「よく分かった」、6人が「だいたい分かった」と回答した。同市教育委員会教育監で武内小学校の代田昭久校長は「学校では、これからの社会で必要とされる協働型の問題解決能力を育成したい。そのためのスマイル学習で、米国型の反転学習よりもきめ細やかな授業設計にした」とする。同市教委は東洋大学や教科書会社など教育関連企業とも連携し、教材や教員の指導方法、子供の反応や学力などについて検証しながら進める方針だ。

【用語解説】反転授業

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