玉三郎「七月大歌舞伎」 一座は若手中心、次の世代に期待込め (1/3ページ)

2014.7.5 17:52

「若い人にひと声かける役割が大切」と立場を話す坂東玉三郎=東京・高輪

「若い人にひと声かける役割が大切」と立場を話す坂東玉三郎=東京・高輪【拡大】

 人間国宝の歌舞伎俳優、坂東玉三郎(64)が歌舞伎座(東京・銀座)の「七月大歌舞伎」で、市川海老蔵(36)に右近(50)、中車=香川照之=(48)ら澤瀉屋(おもだかや)一門が加わった若手中心の座組を率いる。これまでも相手役に若手を抜擢(ばってき)するなど、歌舞伎に新風を吹き込んできた玉三郎だが、「次の世代に期待したい」と演出家の視点でも意欲をみせる。(飯塚友子)

 玉三郎が出演するのは昼の部の「夏祭浪花鑑(なにわかがみ)」と、夜の「天守物語」。

 5年ぶりの上演となる「天守物語」では、演出も兼ねながら、天守夫人富姫役を演じる。玉三郎がライフワークとして取り組む泉鏡花の戯曲の中でも、思い入れの深い作品で、観客の再演要望も強かった。姫路城の天守閣に住む妖精富姫のもと、姫川図書之助(ずしょのすけ)(海老蔵)が鷹を探しに訪れる。異界の姫と人間との恋が、鏡花独特の夢幻的な筆致で描かれる。

 「年齢から考えると、出ずっぱりで大変な役です。富姫をキャラクターと考えず、魂が語っているように、純粋さだけが芝居に通るようにしたい。聖なるものが勝利に行き着く、魂の希望が見える作品です」

一言一句尊重することを後輩たちに要求

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