玉三郎「七月大歌舞伎」 一座は若手中心、次の世代に期待込め (3/3ページ)

2014.7.5 17:52

「若い人にひと声かける役割が大切」と立場を話す坂東玉三郎=東京・高輪

「若い人にひと声かける役割が大切」と立場を話す坂東玉三郎=東京・高輪【拡大】

 「(義理ある人の嫡男)磯之丞を預かろうとするものの、『顔に色気があるゆえ』と断られ、顔を傷つける。上方の伝法な女が突然出てきて、短時間で説得しなければいけない難しさがあります」

 演出家の目で昼夜とも、舞台全体を見渡す。

 「次の世代に期待したい。少しでも歌舞伎が新しい雰囲気になって、お客さまに興味を持っていただくのはとても大事なこと。(歌舞伎座初登場となる)中車君にも期待しています。若い人にひと言かける役割が非常に大切と強く感じています」

 昼はほかに「正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」。夜は「悪太郎」と「修禅寺物語」。7月5~29日。問い合わせはチケットホン松竹(電)0570・000・489。

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