【江藤詩文の世界鉄道旅】フランス国鉄TGV(2)フレンチエスプリ漂う色っぽい車内…列車に現れる“お国柄” (1/2ページ)

2014.8.2 18:00

フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ラクロワ氏がデザインを手がけた車両。車窓にはぶどう畑が広がっていた

フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ラクロワ氏がデザインを手がけた車両。車窓にはぶどう畑が広がっていた【拡大】

  • 先祖がトルコ系のフランス人で、世界三大料理のうちふたつ(フランス料理とトルコ料理)に精通し、食べ歩きが趣味という乗務員
  • 自動扉に「2等車」と書いてあるだけなのだが…
  • ファッションイラストのようなピクトグラム

 「フランス人めぇ…」。

 パリのモンパルナス駅の窓口にて。英語が通じにくいうえ、事務的で冷たい係員の対応に、心のなかでそう嘆く。出発直前に掲示された7番ホームへ小走りに向かい、20号車に乗り込んだ私は、同じことばをまったく違う意味で呟いた。

 「フランス人めぇ…」。

 フランスを他のヨーロッパの国と比較するとき、よく“女性的”という比喩が使われる。車内を彩るデザインは、たとえば4月に取り上げたドイツ版新幹線ICEの実直な男らしさと比べてみてほしい。まさに女性的というフレーズがぴったりの艶やかな空間だ。

 つやつやとした質感のシートが並ぶ車両は、クリスチャン・ラクロワ氏がデザインを手がけたもの。窓枠はやさしいアールを描き、折り畳むと天板のサイズを変えられるテーブルには、明るさを2段階に変えられるテーブルライトが備え付けられている。流れるような筆記体をデザインした車両案内やピクトグラムまでなまめかしい。

「「女性がひとりでワイン開けるなら、もう少し待って」そのワケは…

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