清酒大手の白鶴酒造(神戸市東灘区)は毎年10月、独自に開発した品種「白鶴錦」の稲刈りイベントを実施している。酒米の最高品種ともいわれる「山田錦」の兄弟品種で、会場は例年、山田錦の発祥地とされる兵庫県多可町。「契約栽培農家とともに白鶴錦を育てており、地域貢献活動の一つ。食育の一環としてお子さんにも参加してもらえれば」(広報担当者)
稲刈りは、いつ頃行われるのか。農林水産省の統計によると、最盛期(刈取済面積割合50%)はほとんどの都道府県で9月中旬から10月中旬に迎える。田植えの時期や栽培する品種、天候などの違いによっても稲刈りの時期に違いが生じるので、稲刈りの最前線が桜前線の北上のように移っていくことはないという。
稲刈り体験は事前申し込み制の所が多いため、参加したい場合はイベントを早めに探した方がよさそうだ。