【江藤詩文の世界鉄道旅】インディアン・パシフィック鉄道(5)これぞ鉄道旅の王道?…車内ではじまる“ドリンク・マラソン” (1/2ページ)

2014.9.14 18:00

2日めの朝6時半、ブロークンヒル駅に到着。インディアン・パシフィック鉄道の乗客のために特別に早朝から開館するギャラリー訪問と、ユニークな建築鑑賞の2種類の“オフトレイン・エクスカーション”が用意されていた

2日めの朝6時半、ブロークンヒル駅に到着。インディアン・パシフィック鉄道の乗客のために特別に早朝から開館するギャラリー訪問と、ユニークな建築鑑賞の2種類の“オフトレイン・エクスカーション”が用意されていた【拡大】

  • 2日めの午後3時20分、『アデレード・パークランズ・ターミナル』に到着。ここはザ・ガン鉄道とインディアン・パシフィック鉄道のターミナル駅。市内散策ツアーには参加せず、オリジナル・グッズの買いものをする時間にあてる人も
  • 『アデレード・パークランズ・ターミナル』で出発準備を進めるインディアン・パシフィック鉄道。景観を楽しめるように、赤土で汚れた窓を、停車するたびに清掃してくれる
  • ターンダウンされたキャビン。ベッドは2段ベッドのように上下にふたつある。2日めの夜に上段で眠ってみたけれど、寝心地は下段のほうが断然いい
  • タンカレーでつくったドライ・マティーニ。シェイクしたマティーニやブラッディ・マリー、モスコミュールなどもある

 「昼間から酒を飲み、ひたすら車窓を眺めて過ごす。これが正しい鉄道旅行です」

 そう言うのは、「アウトバック エクスプローラー ラウンジ」を取り仕切るバーテンダーのダニエル。朝食が終わる午前9時ごろから、ディナーが終わる午後9時ごろまで、1日12時間もワインをグラスに注いだり、シェイカーを振ったり。ラウンジでは、午前中からグラスを手にした乗客が、トランプをしたり、キンドルで本を読んでいた。

 一部有料メニューもあるが、ドリンクは、フリーフロー・スタイルで提供される。つまり飲み放題だ。ビールだけでも7種類、スパークリングワイン2種類、赤白ワインが各5種類、ジントニックやマティーニ、モスコミュールといったスタンダードカクテルまで、品揃えは充実している。

 酒が好きな乗客のあいだで、いつの間にか「全種類制覇」を目標に、“ドリンキング・マラソン”と称したゲームが始まった。トップを突っ走るのは、イタリア系という40がらみの男性。落ち感のきれいなシャツは、ボタンを3つ開けて着崩し、香水を欠かさない。パートナーの男性は、いつもジャケットをきちんと着て、ピアスにリングにデザイン眼鏡。彼だけが、レモンを絞った炭酸水を口にしている。カナダから来た母娘連れをはじめ、女性陣もいいペースでグラスを重ねていく。

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