プロに聞く「住宅ローン」の基本 「安心して返せる額」で計算を (1/5ページ)

2014.10.5 17:10

 マイホームを購入する際、最初に考えなくてはいけないのが資金計画だ。住宅ローンを借りる人が多いだろうが、月々の返済に加え、固定資産税や修繕積立金などの維持費も必要となる。ファイナンシャルプランナーの高田晶子さんに資金計画の基本を聞いた。(油原聡子)

 身の丈に合った予算

 高田さんは「まずは自分の身の丈に合った予算を検討しましょう」と話す。必ずやっておきたいのが、「いくらまでなら住宅ローンを借りられるのか」の計算。生涯の収入と支出からはじき出すのがベストだが、「月々の返済額で考えるとイメージしやすい」という。

 賃貸で必要なのは主に家賃だが、ローンを借りて住宅を購入すると、ローン返済だけでなく、固定資産税や修繕積立金などの維持費も必要。これらを加えたうえで住宅費用を考える。

 例えば1カ月に住宅に出せる金額が12万円の場合。管理費などの維持費が3万円であれば、残りの9万円が住宅ローンの返済に回せる額になる。高田さんは「気になる物件があればモデルルームなどで維持費を聞いてみるといい」とアドバイス。また、「あと何年働けるのか」を考えて返済期間を設定する。

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