【トップは語る】ビジネスと社会貢献は両立の時代 (1/2ページ)

2014.10.15 05:00

 □日本サーバント・リーダーシップ協会理事長 真田茂人さん(52)

 --部下の自主性を尊重する「サーバント・リーダーシップ」を掲げて組織改革を行う企業が増えている

 「環境変化が激しく、顧客ニーズが多様化・高度化する今、成功体験を持ったリーダーの命令が正しいとはかぎらない。むしろ謙虚になって部下の意見を聞くことで部下のモチベーションと自律性を引き出すリーダーが求められるようになった。かつての支配型ではなく、奉仕・支援型のリーダーだ。協会はこのコンセプトを伝え、リーダーの意識改革を求めている」

 --その一環として11月16日に「サーバントリーダーシップフォーラム」を開催する

 「4回目の今回は、サブタイトルを『社会に貢献し人に奉仕するリーダーシップ』としたように、社会貢献に焦点を当てた。今やビジネスと社会貢献の領域が近づき重なりつつある。リーダーはこのことを自覚して経営に取り組む時代がやってきたとのメッセージを発したい」

 --ビジネスと社会貢献は両立するのか

 「今はもうけたら社会還元し、さらに社会に役立ち、人に奉仕しながらもうける時代だ。それが企業の持続的成長につながる。社会や人を犠牲にしてもうけても、しっぺ返しに遭う。例えば急成長している宅配サービスは家庭に届ける当初の形態が個人に届ける形に進化し、ライフスタイルに合わせて時間指定も当たり前になっている。企業はイノベーションで成長し勝ち残るが、社会貢献や人への奉仕がビジネスに変革を起こしたといえる」

 --サーバントリーダーは日本人の資質に合っている

 「近江商人の『売り手良し、買い手良し、世間良し』の三方良しや、(日本資本主義の父といわれる実業家)渋沢栄一の『論語とそろばん』のように、日本人は世界の中で先行していた。倫理観に合う考え方であり、企業のリーダーに受け入れられるはずだ」

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