国民性にマッチ? 共感呼ぶ「脱力キャラ」 謙虚で控えめ、主張せず… (1/3ページ)

2014.10.26 17:09

 やる気をみじんも感じさせずにだらだらしていたり、部屋の隅でじっとしていたりするキャラクターがじわじわと人気を集めている。かわいらしい定番キャラクターが愛される一方、こうした“脱力系”ともいえそうなキャラは、学生から働く世代まで、忙しい毎日を送る現代人の共感を得ているようだ。(戸谷真美)

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 「めんどくせぇ…」「明日から本気出す」-。いつもぐでぐでとだらしない格好でつぶやく卵の「ぐでたま」。「ハローキティ」などで知られるサンリオが昨年から展開する人気キャラだ。

 発案したのは、入社3年目の同社デザイナー、Amy(エイミー)さん。「ある日、卵かけご飯を食べようとして、『卵って全然こっち向かないし、やる気ない』ってふと思った。調理法もいろいろあるし、栄養もあるのに『どうせ食べられるだけだし』と思っていそうだなと感じた」。その印象は「良い学校を出て、何でもできるはずなのに、『どうせ…』とあきらめている今の人たちの姿と重なった」と話す。

サンリオ“らしからぬ”ネガティブさが注目

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