子宮頸がん検診結果、独自の図で分かりやすく説明 患者の要望に応え (3/4ページ)

2015.1.25 07:15

 さらに、必要となる処置もASC-USなら「HPV検査または6カ月以内の細胞診」、それ以上であれば「精密検査」と分かりやすく表記した。

 治療につなげて

 さらに精密検査(組織診)に進んだ場合の結果についても、色を対応させて説明。がん発症までにどのような経過をたどるかの絵を付けた。

 細胞診で「軽度病変(LSIL)」だった場合の多くは、組織診では「軽度異形成(CIN1)」となる。この場合は前がん段階である「異形成」の範囲が少ない。このためHPV検査で感染の有無や感染したHPVの型を調べ、がん化のリスクが高い型ならば4~6カ月ごとの細胞診、リスクが低い型や感染していなければ1年ごとの細胞診で経過を観察する。「中等度異形成(CIN2)」までであれば自然に治癒することもあるという。

ベセスダシステム(細胞診)の検診結果

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