高性能になったペットロボ 「癒やし」「お世話したい欲求」満たす (1/5ページ)

2015.2.1 17:07

アクロバティックな動きが特徴の「ハローズーマー」。片足上げて「おしっこ」のポーズも

アクロバティックな動きが特徴の「ハローズーマー」。片足上げて「おしっこ」のポーズも【拡大】

  • セラピー用のロボットペットとしてデンマークの医療福祉施設に導入された「パロ」=産業技術総合研究所提供
  • 「プリモプエル幼稚園」で〝わが子〟と一緒に給食を楽しむ〝保護者〟たち
  • 「プリモプエル」幼稚園での〝身体測定〟の様子。普通の幼稚園と同じに
  • 任天堂3DS対応の「プーチ」。昨年、14年ぶりに復活した
  • 本物のような見た目を追求した「夢ねこセレブ」。女性週刊誌でも話題に

 癒やしと慰めをペットに求める現代人。「高齢で世話ができない」と生き物を飼うことをあきらめる人は多いが、そんな中、玩具メーカー大手が昨年、コミュニケーション機能を強化したペットロボットを相次いで発表、シニアの人気を呼んでいる。一方で、国内外で活用されているロングセラーのアザラシ型セラピーロボットや、子育てを終えた女性に広がる“男の子”型ロボットトイも。“ドラえもん”に近づきつつあるペットロボの世界をのぞいてみた。(服部素子)

 意外な反応

 「メーンターゲットはファミリー層なんですが、ふたを開けてみると、シニア層から高い評価をいただいて…」

 意外そうに話すのは、昨年7月、小型犬ロボット「ハローズーマー」(税別1万5千円)を発売したタカラトミー広報部の山下由衣さんだ。

 ハローズーマーのいちばんの特徴は、自由に動く丸い足首。からだをひねったり、あおむけになったりとアクロバテックな動きを実現。加えて、赤外線センサーで前にあるモノを感知、「ついてきて」と声をかけて歩きだすと、後をついてくるなどのコミュニケーションもとれる。

また、デザインモチーフにしたダルメシアン種に同じ模様がないことから…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。