重症の脳梗塞起こす「心房細動」 高齢化で増加、出張検診も登場 (2/3ページ)

2015.2.15 17:14

 心房細動の患者数は約80万人、高齢化や食生活の洋風化に伴い年々増加の傾向にあり、潜在患者も含めると80歳以上では10%を超えると推計される。加齢をはじめ、高血圧、心不全などが発症の原因だ。

 早期発見が重要

 長年、臨床研究を続けてきた大阪府立急性期・総合医療センターの福並正剛副院長によると、このような脳梗塞を防ぐには心房細動の早期発見、治療が不可欠だ。ところが、患者の約半数は症状がなく、心電図検査で初めて見つかることも多い。

 その心電図検査も、40歳から74歳までが対象の厚生労働省の特定健診では行われることが多いが、75歳以上の後期高齢者は自主的に健診を受けない限り、見つけにくい。

 このため、同センターは昨年10月から地域の集会所など病院外に出張する集団検診「心房細動検診」を無料で行っている。こうした取り組みは全国初。75歳以上が対象で、これまで4カ所で計約450人の心電図検査などを行ったところ、16人に心房細動が見つかり、そのうち8人は未治療だった。受診者は「心臓の病気が重大な脳梗塞に結びつくとは」と驚いていたという。

■心房細動の発見と治療

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