重症の脳梗塞起こす「心房細動」 高齢化で増加、出張検診も登場 (3/3ページ)

2015.2.15 17:14

 福並副院長は、「まず心房の不整脈と脳梗塞に関係があることを認識してもらうことが必要。また、検診当日に心電図に異常がなくても、長期間、心電図を記録することで分かるケースもある。常に意識しておき、症状が出れば、医師に相談してほしい」と話す。

 脳卒中の医療費は年間1人あたり200万円、介護費用も含めると400万~500万円に上る。検診による心房細動の早期発見は、医療費削減にもつながる。福並副院長は「心房細動に特化した集団検診をユニット化し、地域と連携して広げていきたい」と話している。

 ■心房細動の発見と治療

 自覚症状のない無症候性心房細動を見つけるには、定期検診などで繰り返し心電図を記録するほか、長時間身体に装着して測定する「ホルター心電図」や心房細動が起きたときにだけ記録する携帯型ループ心電計、発作がない時でも診断できる加算心電計を利用する方法もある。

 治療には血液を固まりにくくする抗凝固薬を服用するが、最近では脳出血の副作用が少なく、食事制限が不要など使いやすい新薬も登場している。また、不整脈が起きている部分にカテーテルの先端を当てて焼く、カテーテルアブレーションという方法もある。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。