「バター不足」なぜ解消しないのか まるでパズル…難しい需給調整 (4/4ページ)

2015.2.22 07:00

バターが消えたスーパーの乳製品売り場

バターが消えたスーパーの乳製品売り場【拡大】

  • バターの入荷が不安定化する中、小売業界は実質的な販売制限を強いられている

 パズル解読は毎年の課題

 だが、こうした措置で今年4月以降のバターの需給が安定するかは不透明だ。じつはバター不足が問題になったのはここ20年くらいで、過去はバター過剰が問題になっていた。スーパーの店頭では価格の安いバター風味のマーガリンなど代用品も幅を利かせている。品薄や高価格など消費者へのしわ寄せもまずいが、バターを供給できるようになったら肝心の需要が減っていた、では生産者が困る。

 需給に影響を与えないよう生乳の生産量や価格、輸入量などを見通すのは農水省に課せられたパズルだ。同省生産局畜産部牛乳乳製品課の藤岡康恵課長補佐は「余らず不足せず。どこかひとつでもパーツが欠けるとうまく立っていられない」と説明し、同課の林康之課長補佐は「まるでガラス細工です」と表現した。問題はこの需給調整が一般の人にはわかりにくいことだ。

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