認知症デイ、小人数でなじみの関係 重度の人も機能改善図る (1/5ページ)

2015.3.8 07:07

 要介護の人が通いで1日を過ごす通所介護(デイサービス)は、介護サービス利用者の3人に1人が使う人気サービス。内容はさまざまで、重度の人を受け入れるかどうかも事業所による。「認知症対応型通所介護(認知症デイ)」は認知症の人に特化したサービスで、慣れたスタッフが小人数でなじみの関係をつくる。重度の人も落ち着いて過ごすという。(佐藤好美)

 東京都北区のマンションにある認知症デイ「あいゆうデイサービス」。認知症の高齢者らが午前9時ごろから送迎車で集まってくる。この日の利用者は11人。意思疎通の困難な重度の人や若年認知症の人など、年齢も状態もさまざまだ。

 まずは、体温や血圧を測りながら朝の水分補給。落ち着いたころを見計らって、介護福祉士の内田千恵子さんが、利用者に話しかけた。「今日の昼ごはんは、何を作ろうか」。テーブルにはアジの三枚おろし、ホウレンソウ、ジャガイモなど。食材を見せながら、料理を思い起こさせ、献立を決め、一緒に作る。

 「アジ、どうする? 焼く?」

 「照り焼き」

 「フライが好き」

 思いついたメニューに不足の食材があれば、「買い出し部隊」が近所のスーパーに出かける。なんとか決めた献立を、文字の書ける人がホワイトボードに記入。エプロンをして好きな作業を始めた。

「時間をつぶすためのサービスになっているところも多い」

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