外食の食物アレルギー対策、正確な情報表示を 中途半端な対応で事故も (2/4ページ)

2015.3.15 07:15

 NPO法人「アレルギーを考える母の会」代表の園部まり子さんは「どちらも一歩間違えれば命を落としかねなかった。中途半端な対応が重大事故につながることがある」と訴える。

 消費者庁は、昨年4月から外食のアレルギー表示のあり方について検討会で議論し、12月に中間報告書をまとめた。報告書では、「調理の際にアレルギー物質の混入を完全に防ぐのは難しく、全ての業者が表示するのは困難」「正確な表示の担保が困難で、かえって誤食の原因になり、患者にとってデメリットが大きい」などの理由で義務化を見送った。ただ、表示の必要性を重視し、「情報の正確性を確保することが大前提」とした上で、自主的な情報提供の促進を求めた。

 「持ち込み」認めて

 家族や友達と一緒に外食することは子供にとって大きな楽しみだ。社会との関わりを学ぶ場にもなっている。

最近は持ち込んだアレルギー対応食品を温めてくれる店も出てきたが…

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