“まあ、これでいいだろう”で選んだ服を着ると、どうなるか。
「雑な気持ちで手にとったアイテムの組み合わせは、結局、雑な組み合わせにしかならないんですよ。そして、雑な気持ちで選んだ服を着るとき、人は着こなしも雑になるのです。特にスーツにはきちんとしたルールがあります。あえてハズしているわけでもないのにルールが守られていない着こなし、流行からかけ離れたサイズ感、シワだらけのシャツ。そんなスーツ姿は、たとえスーツのルールをよく知らない相手にも、だらしがない、という印象を与えます。特にVゾーンに気をつけていただきたいですね」
さらに、“まあ、これでいいだろう”の服や着こなしは、仕事に対するスタンスもそんな程度かもしれない、という印象を与えかねない、と指摘する。
政近さんの言葉に、冷や汗をかいた人も少なくないのではないだろうか。でも、ご安心を。最低限ここをハズさなければ、“まあまあ以下”のレベルから確実に脱出できるハウツーをご紹介する。まずは男性編から。