家庭での感電事故に注意! 老朽化、水回り、いたずら…命の危険も (1/4ページ)

2015.8.30 17:06

感電すると

感電すると【拡大】

  • コンセントの差し込み口にコンセントキャップをしていれば、子供のいたずらが防げる

 静岡県西伊豆町で7月、川遊びをしていた家族連れらが獣害対策の電気柵に感電し、男性2人が死亡した事故は、電気による事故の怖さを改めて浮き彫りにした。皮膚がぬれると電気抵抗が低くなり、感電しやすくなる。このため、汗をかき、肌の露出が多くなる夏場は注意が必要だ。家庭で使用する電化製品でも感電の危険はある。安全に使用するため、正しい知識を身に付けたい。(中井なつみ)

 1ミリアンペア程度で痛み

 「いきなり、手にビリッと痛みを感じ、指先がしびれた」。東京都杉並区の女性会社員(27)は、自宅のキッチンで電子レンジを使用中、庫内に手を入れた瞬間に感電したことがある。相談に訪れた家電量販店の担当者に老朽化による漏電の可能性を指摘され、すぐに買い替えたという。

 「関東電気保安協会」(東京都豊島区)によると、通常、電化製品の回路やコードには漏電防止のための絶縁処理が施されているが、老朽化などで絶縁部分が傷むと、その場所から電気が漏れ、感電することがある。例えば、電源につなぐコードはビニールやゴムなどの被覆を巻いて絶縁している。しかし、被覆部分が破れ、露出した導線に触れると感電してしまう。

50ミリアンペア以上では、短時間の感電でも命を落とす危険も

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