【局アナnet】常総災害FM 使命感が支えた78日 沢野有希

2015.12.12 15:00

沢野有希アナ

沢野有希アナ【拡大】

  • 情報を伝えるパーソナリティーとスタッフ。左端が筆者
  • 閉局日の特別番組には高杉徹常総市長も出演

 今秋の豪雨による鬼怒川決壊で大きな被害を受けた茨城県常総市の市民に情報を提供してきた「常総災害FM」が11月30日に幕を閉じました。

 運営は水戸市のコミュニティFM「FMぱるるん(水戸コミュニティ放送)」です。東日本大震災で局舎や送信所が被災しながらも放送を続けた同局が常総市に提案しました。半日で市庁舎3階のエレベーターホールに設営し、決壊4日後の9月14日からライフラインの復旧状況、避難所、無料入浴、炊き出しなどの情報を放送。市民の6%を占める外国人向けにポルトガル語、スペイン語、英語でも情報を流しました。

 私も開局翌週からマイクの前に座りました。当初は日本赤十字社や庁舎に来る県や近隣自治体の職員から情報を得ていましたが、やがて市も情報を発信するようになり、水を飲む間もないほどでした。

 拠点が会議室に移った10月末には情報更新も緩やかになり、休刊していた市報も復刊、役目を終えたと判断しました。FMぱるるんの海老沢逑夫(のぶお)放送局長は「設備もノウハウもある。全国どこでも協力を惜しまない」と話します。海老沢局長がいうようにスタッフを支えたのは使命感。私もメディアの原点に立ち返った78日間でした。

<プロフィル>

 さわの・ゆき 日本道路交通情報センターを経てbayfm情報アナウンサー。トレイルランニング、大会MCは10年。

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