定年後も残ってほしい社員は一握り? 「ほとんどの人はいらない」厳しい声 (4/6ページ)

2015.12.12 17:12

図表1:9割以上の企業が再雇用者を絞る必要性を感じている

図表1:9割以上の企業が再雇用者を絞る必要性を感じている【拡大】

 自分の役割とは何かを知る人の意識は、職場での立ち居振る舞いに表れる。

 実例を挙げて宮竹氏はこう説明する。

 「部長職を務めて再雇用された人がいます。基本的には定時に帰るのですが、若手が残業していると常に『お先に失礼します』と言って席を立つ。会議にも参加しますが、決して自分から発言せず、意見を求められて初めて答えるのです。そういう人ですから周りも『こういうものをつくってみましたが、見てもらえますか』『ここが行き詰まっているのですが、どうしたらよいですか』と言って寄ってくる。その方は決して無理して自分を抑え込んでいるのではなく、後輩が自律的に育つことを支援するのが自分の役割だと言い聞かせているのです」

 元部下の若手社員に「お先に失礼します」となかなか言えるものではない。その人は契約更新のたびに継続して働いてほしいと懇願されたという。

 定年延長すれば、元執行役員、部長、課長職の人であっても一兵卒として働くことになる。「現役の延長線上で『おまえ、そんなやり方はダメだよ』と口うるさく言う人もいるし、俺が俺がというタイプだと若手が遠ざかってしまう」(宮竹氏)という弊害をまき散らす人も少なくない。

再雇用したくない人はプライドが高く、勤務態度が悪い人だ

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