高学歴ワーキングプアの「ポスドク問題」 本当に解消できるのか (5/5ページ)

2015.12.19 17:08

クリーク・アンド・リバー社プロフェッサー事業部長の倉本秀治氏。

クリーク・アンド・リバー社プロフェッサー事業部長の倉本秀治氏。【拡大】

 「最近の共同研究のトレンドはロボットやIT、なかでも人工知能や画像認識技術に動いています。これらの技術を集めたものが自動運転車。私たちは、これらの深い知識と高い技術を持った研究者を探し出し、企業とマッチングさせ“知の対流”を起こしたいと考えています。これらの分野は主に情報・工学系の研究者ですが、ここに来て話題になっているビッグデータは理学、社会学系の人材も不可欠。と同時に、企業は大手だけでなくベンチャーもターゲットになるということです」

 こう力説する倉本氏は、時間はかかるとしながらも、研究者と企業の母集団を増やしていくことによって、この事業が一気に加速すると確信している。

 (ジャーナリスト 岡村繁雄=文)(PRESIDENT Online)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。