なぜ富裕層はわざわざ高級リゾートで仕事をするのか 会員権を保有する意味 (1/10ページ)

2015.12.31 17:04

純金融資産保有額の階層別にみた世帯数(2013)

純金融資産保有額の階層別にみた世帯数(2013)【拡大】

 前回は、46歳の女性(年収3000万円強)からの質問にご回答しました。

 *「1億総下流」は嘘っぱち「富裕層」101万世帯! http://president.jp/articles/-/16690

 リゾートホテルの会員権を購入したというこの女性の質問は、「旅行先や高級レストランなどの高い“人口密度”から考えて、一般に年収2000万円超の人は数%といわれる説は間違いで、もっといるのではないのか」というものでした。

 これに対し、こう回答しました。

 国の統計によれば、年収2000万円超の人の割合は給与所得者の0.4%ですが、確定申告をする自営業などの中では4.4%。約28万人もいる。さらに、資産額で調べると、保有資産額が1億円以上の富裕層は約101万世帯以上、資産100万ドル以上は112.5万人もいる。

 だから、高級リゾートなどに人出が多く、その人口密度に質問者さんも驚いたのかもしれません。今後、世の中は「1億総下流」になるとの予測本もありますが、持っている人は持っているのです。

さて、今回は質問者さんの話に出てきたリゾートホテルの会員権について…

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