“魔法の水”でアンモニア臭が消えた サメ肉のサンドはいかが? (1/5ページ)

2016.1.3 06:53

サメ肉を利用した「シャークサンド」。試食会では「鶏肉の『ささみ』のような味」と好評だったという=(堀田裕介さん提供)

サメ肉を利用した「シャークサンド」。試食会では「鶏肉の『ささみ』のような味」と好評だったという=(堀田裕介さん提供)【拡大】

  • 「今回の形がサメ肉を処理するうえでの新しいスタンダードになれば」と抱負を語る堀田裕介さん=兵庫県淡路市
  • “魔法の水”を生み出す装置。手前のタンクで濾過されるなどした水が、サメ独特の臭いを消してくれるという=兵庫県洲本市の武田食品冷凍
  • 淡路島・由良港で水揚げされたサメ。左が大きさ約1・3メートルのドチザメ、右はシロザメとみられる=兵庫県洲本市

 関西ではほとんど食べられていないサメを食材として普及させる取り組みが、兵庫県の淡路島で進んでいる。その土地の食材でユニークな料理を作り出す料理研究家の堀田裕介さん(38)=大阪府豊中市=や島内企業が協力し、特殊な処理を施した水でサメ肉独特の臭いを軽減。サンドイッチの具材にして「シャークサンド」を試作したところ「おいしい」と反応も上々だった。関西ではサメは水産資源として重要視されていないが、堀田さんは「サメを使って地域活性化につなげたい」と新たな地方創生の道を模索する。(藤崎真生)

 堀田さんは「食べることは生きること 生きることは暮らすこと」をモットーに、全国各地で地域の生産者と消費者を料理でつなぐ「料理開拓人」として活動している。平成27年には滋賀県でイノシシを解体して食べたり、高松市で調理中に出るさまざまな音を録音し、音楽に仕上げるイベントを手がけたりした。

 淡路島のサメのことを知ったのは26年。島の地域資源を生かして人材育成や雇用促進を目指すセミナーで講師を務めた際、参加した女性から「淡路島ではサメがよくかかるが、水揚げされても捨てられる」という話を聞いた。

そんな中で比較的水揚げが多いのが淡路島で…

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