仕事の半分 AI、ロボットに置き換え

2016.1.4 05:00

 ■野村総研などまとめ 10~20年後推計

 国内で働く人の約半数が就く仕事が、10~20年後に人工知能(AI)やロボットに置き換えられるとの推計を、野村総合研究所と英国の研究者がまとめた。人口減少による労働力不足を補うことが期待される半面、過度に代替が進めば職業の選択肢が大きく損なわれる可能性がありそうだ。

 調査は、野村総研と英オックスフォード大学の研究者2人が共同で、日本国内の職業601種類(労働人口約4280万人)を対象に実施した。1人の業務の66%以上を置き換えられる職業を集計した結果、労働人口の49%に当たる人々がロボットなどに代替できる可能性が高いことが分かった。

 置き換えられる可能性が高いとの結果が出た職業は、一般事務員やタクシー運転手、レジ係や警備員、ビル清掃員やホテルの客室係など。研究では「特別な知識や技能が求められない」などの傾向を確認したという。

 一方で、代替可能性が低い職業は、外科医や内科医といった医師のほか、小学校や大学などの教員、人類学や社会学などの研究者も目立った。観光バスガイドや美容師といった、人との意思疎通が必要な職業も置き換え不可能とされた。

 同様の調査を米国と英国で行ったところ、置き換え可能な労働人口は、米国は47%、英国が35%にとどまり、日本が最も割合が高かった。

 調査は技術的にコンピューターで置き換えが可能かどうかだけを判断しており、実際に代替されるかどうかは労働需給など社会環境の要因の影響を大きく受けるという。

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