デザインと機能性
靴下にこだわる男性に人気なのは、デザインと履き心地を兼ね備えた一足。
例えば、伊ブランド「マルコリアーニ」の靴下は、ドット(水玉)柄とグラデーションの色使いや、画布に水彩絵の具を垂らしたような色彩が目を引く。履き心地も重視しており、足全体に程よくフィットしつつ、足首部分は締め付けない。このため、ゴムの跡が残ったり、かゆくなったりしない。4300円と高価ながらよく売れているという。
靴下メーカー「ナイガイ」(港区)の同店限定商品(1500円)は、着用時に生地が伸びると、裏地の色が現れて立体的なストライプ柄になる。高級感が演出できるため、スーツやジャケットスタイルに合わせるビジネスマンが多い。
また、昨秋には靴下メーカー「福助」(渋谷区)と共同で「自分買い」向けの靴下を開発。カジュアルとビジネスのどちらでも使えるよう、上品で鮮やかなドットやボーダーの柄のラインアップとした。1500円の価格設定だが、ミドル層を中心に好評という。