40代の乳がんマンモ検診 超音波追加し、精度高める研究 (1/4ページ)

2016.1.30 17:03

 乳がんは早期に見つけて治療すれば高い生存率が見込める。先進国では、早期発見のため、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)検診を行うのが標準だが、40代の検査精度がやや落ちることが課題になっている。克服を狙った長期・大規模研究が国内で進行中だ。昨年から有望な結果が出始めており、注目されている。

 不利益無視できない

 昨年10月、全米がん協会は、それまで「40歳から毎年」としてきたマンモ検診の指針を「45歳から毎年、55歳からは2年に1回」と改めた。米国では別の専門家作業部会も乳がん検診について、40代に一律にマンモを勧めることに否定的な見解を発表した。両者とも、40代の特に前半では「検診による不利益が無視できない」との判断が根拠になった。

 マンモは、乳房を片方ずつ板状の器具で挟んで薄く引き延ばし、エックス線を当て病変を調べる検査。しこりになる前の非常に小さながんを検出して早期治療を可能にしたことから、欧米では高い検診受診率と相まって乳がん死亡率の低下に貢献したと評価される。現時点でも「死亡率を下げる効果が証明された唯一の乳がん検診法」(大内憲明・東北大教授)だ。

がんが濃い乳腺組織に囲まれていると見つけにくい

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