春節で中国のPM2・5濃度上昇 日本に到達の可能性高まる

2016.2.10 10:52

春雪を祝う爆竹などの影響か?中国・華北平原から渤海・黄海にかけて高濃度の粒子状大気汚染物資が滞留が人工衛星「MODIS」から観測された。上は7日、下は8日の衛星写真(東北大の工藤純一教授提供)

春雪を祝う爆竹などの影響か?中国・華北平原から渤海・黄海にかけて高濃度の粒子状大気汚染物資が滞留が人工衛星「MODIS」から観測された。上は7日、下は8日の衛星写真(東北大の工藤純一教授提供)【拡大】

 8日に春節(旧正月)を迎えた中国で、花火や爆竹の影響とみられる大気汚染が深刻化し、汚染物質を含んだ微小粒子状物質(PM2・5)が日本に到達した可能性が高いことが9日、山形大と東北大の研究チームの調査で分かった。

 同チームが入手した米航空宇宙局(NASA)の人工衛星画像と測定値を調べたところ、中国各地で8日未明からPM2・5濃度が上昇。北京の米大使館の観測では環境基準値の17倍を超えた。8日の衛星写真から中国大陸に滞留した大気汚染物質が西日本に流れていることがうかがえる。9日朝に九州の一部ではPM2・5濃度が上がった。

 山形大の柳沢文孝教授は「春節でPM2・5の要因となる工場などの排ガスが少ないにもかかわらず濃度が急上昇した。風が弱くPM2・5がたまりやすい気象条件もあったのではないか」と指摘している。

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