「働きたい」高齢者の支援加速 先行き不安で65歳以上求職者増加 (1/5ページ)

2016.2.11 06:30

ハローワークには65歳以上の求職者が増加。履歴書の書き方から指導するケースも多いという(ブルームバーグ)

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 「1億総活躍社会」に向け、政府は来年度から、65歳以上の高齢者の就労支援策を相次ぎ実施する。ここ数年、ハローワークを訪れる65歳以上高齢者の数が急増。働きたい、働かなければならない高齢者層に雇用の受け皿を用意したい考えだ。ただ、求職者の希望と求人内容にギャップがあるのも事実。年を追うごとに生活を維持できるか不安も高まるなど、高齢者雇用をめぐる現実は厳しい。

 政府が受け皿用意

 「過去の体験に縛られたり、素直さのかけらもない人はうざったがられます」

 ハローワーク新宿の一室。講師を務める職員が、新たな職場で高齢者が働くときの心得について説明すると、20人程度集まった高齢者は一斉にメモをとった。毎週金曜日に開催される「65歳高年齢求職者就職支援ミニセミナー」の一コマだ。

 全国のハローワークに求職に訪れる人の数を年代別にみると、過去4年間で65歳以上だけが連続で増加している。景気の回復傾向もあり、64歳以下ではどの世代も4年連続の減少だ。

 JR新宿駅西口からほど近いハローワーク新宿の所内では、60~70代とみられる求職者がパソコンで熱心に求人情報を閲覧する姿が目立つ。

「団塊世代が65歳を迎えたここ数年で、シニアの求職者がはっきりと増えている」

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