なぜ日本は「老人天国」になったのか… 若者が選挙から離れる悪循環 (3/5ページ)

2016.2.13 17:10

 日本は、「いつも投票する」の割合が低く、世代差も大きくなっています。右上がりの傾斜が急です(韓国、アメリカも同じ)。南米のブラジルは、どの年齢層も高い「高原型」。この国では、18~70歳の国民は選挙の投票を義務付けられており、理由なく棄権した場合は罰金・罰則を科されるそうです。中南米では、こういう強硬策を採っている国が多くなっています。

 時代比較・国際比較から、日本の若者の投票率の低さ(選挙離れ)が明らかなのですが、彼ら(若者)は政治に何の期待もしていないのではありません。多くの要望を持っています。

 内閣府『国民生活に関する世論調査』(2015年7月)では、政府への要望を複数回答で尋ねていますが、20代の若者と70歳以上の高齢者を比べると、前者のほうが多くの事項を選択しています。

 窮地なのに無関心&諦め、あんまりな緩慢さ

 それをグラフにしてみましょう。図2は、横軸に20代、縦軸に70歳以上の選択率(要望率)をとった座標上に、31の要望項目を配置した散布図です。

点斜線よりも下にあるのは、高齢者よりも若者の選択率…

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