多機能トイレでAV撮影「若い人が複数で…」 身障者団体が自粛要望 (1/4ページ)

2016.2.14 17:02

多機能トイレの不適切な利用が問題視されている(写真はイメージです)

多機能トイレの不適切な利用が問題視されている(写真はイメージです)【拡大】

 車いすなどで利用できる「多機能トイレ」。バリアフリー化の流れから設置が進む一方、アダルトビデオ(AV)の撮影場所となり、模倣するカップルの存在も指摘されている。身体障害者団体が目的外使用を助長するとして、AVメーカー側に製作自粛を要望するなど、モラルのあり方が問われる事態に発展している。(玉崎栄次)

 「カップルが…」

 多目的トイレは、車いすが入れる広さが確保され、高齢者用の手すりや乳幼児用におむつ交換シート、ベビーチェアなども備えたもの。幅広い層を利用対象としているが、本来利用の対象とされていない人までが活用する不適切使用が問題化している。

 中部地方に住む女性(50)の夫(46)は10年前、交通事故で脳に損傷を負った。高次脳機能障害と診断され、外出には車いすを使う。排泄(はいせつ)や排尿の感覚にまひがあり、短時間に何度もトイレに行くが、多機能トイレがふさがっていることも多いという。

「ふさがっているときに扉をたたいたら物音が…」

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