就活スケジュール、企業の9割「守られていない」 経団連調査

2016.2.16 20:00

 経団連は16日、新卒採用に関する調査結果を発表した。これによると、平成28年春入社の採用選考について、経団連が昨年変更した採用・就活の指針のスケジュールが順守されていないと回答した企業が約9割となった。

 就活指針は昨年、それまで4月からだった面接などの採用選考開始を8月からにするなど、大幅な変更となった。しかし、それまでと同じ日程で採用選考する企業も多く、学生、企業ともに混乱した。

 調査は経団連加盟企業が対象で790社が回答。指針のスケジュールが企業全体として守られているかについては、ほとんど守られていないとの回答が52%、あまり守られていないが35・5%で、87・5%が順守されていないとした。

 昨年のスケジュールが学生に悪影響があったとする回答は96・2%を占めた。また、自社の採用活動にも悪影響があったいう回答も87・9%に達するなど、就活指針のスケジュール変更が学生・企業に大きな負担をもたらしたことが浮き彫りになった。

 経団連では昨年11月に、採用選考を6月開始とする指針の見直しを決定した。調査でも、全体の8割がスケジュールの見直すべきとしており、この見直しを支持するもようだ。

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