「今日はありませんでしたが、最近はDVDの投函がとても増えています。ポルノ雑誌の付録にDVDが付いてくることが多くなったためです」と、同市こども青少年局青少年課の岡田靖彦さんは話す。
同市では、JR尼崎駅、阪神尼崎駅、阪急園田駅など計6カ所に白ポストを設置しており、1週間に1度、職員が投函物を回収。有害図書類は専門業者によって溶解処分されている。
尼崎市が先駆け
文部科学省によると、有害図書類とは、青少年の健全育成に有害であるとして、性や暴力を露骨に扱ったり、卑猥(ひわい)な表現をした雑誌や本、ビデオ、DVDなどについて、都道府県などが条例によって指定する出版物を指す。