就活、学生・企業ともに翻弄 短期決戦 来月に広報活動解禁 (1/2ページ)

2016.2.27 06:52

三菱商事が今月実施したインターンシップでの講義=東京都千代田区

三菱商事が今月実施したインターンシップでの講義=東京都千代田区【拡大】

 2017年春卒業予定の大学生・大学院生の就職活動が、3月1日の会社説明会などの広報活動解禁で本格スタートする。経団連の指針で、日程は2年連続で変更となり、面接などの選考開始が前年よりも2カ月前倒しで、6月解禁となった。すぐに内定を出す企業がでてくることも予想され、短期化はまぬがれない。めまぐるしく変わる就活ルールに学生、企業ともに翻弄されている。

 「広報期間は実質2カ月。昨年よりもかなり短く、対策が必要だ」

 三菱商事人事部の下村大介採用チームリーダーは2月中旬、大学3年生を中心に受け入れたインターンシップで、社員との意見交換の場を見て感じた。学生から発せられる意見や質問に、「今ひとつと」と思ってしまうケースがみられたからだ。

 採用チームは3月1日から、各地の大学をめぐり説明会を行う。短い期間で一校でも多く説明会を実施しようとすれば、採用チーム1人当たりの負担が昨年に比べ倍近くにもなる。

 採用チームの負担を軽減するため、学生が出身校の卒業生を訪ねてくるOB・OG訪問については出身校に関係なく若手・中堅社員が対応するようにする。人事部で学生の申し込みを受けつつ、出身校に関係なく社員が対応し、業務内容や総合商社についての理解を深めてもらうこともできる。

指針を守らない会社が多いことが浮き彫りに

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