歌手、クリス・ハートさん 父と共にかなえたミュージシャンの夢 (1/4ページ)

2016.2.27 17:11

「父と一緒に暮らした記憶はないけれど、寂しい思いをしたことはない」と語るクリス・ハートさん=東京都墨田区(中井なつみ撮影)

「父と一緒に暮らした記憶はないけれど、寂しい思いをしたことはない」と語るクリス・ハートさん=東京都墨田区(中井なつみ撮影)【拡大】

  • 父のラッセルさん(右)とともに写真に納まるクリスさん。来日直前に写真館で撮影した記念の一枚(クリスさん提供)

 「ミュージシャンになることは父の夢でもあった」。幼いころから音楽で生きることを夢見ていた歌手、クリス・ハートさん(31)。文化も言葉も違う日本で夢をかなえるために挑戦を続けられたのは、自分を育てるためにミュージシャンの夢をあきらめた父への恩返しの思いがあったからだ。

 米サンフランシスコで生まれたクリスさん。両親は2歳のときに離婚、3歳上の姉と母に引き取られた。離婚後も父のラッセルさん(58)は近くに住み、月に数回、週末をともに過ごした。「頻繁に会えないからこそ、父の存在の大きさが際立った」

 クリスさんは、いつもジャズなどの音楽が流れるラッセルさんの家が大好きだった。ラッセルさん自身、バンドを組み、プロのミュージシャンを目指していた。しかし、姉が生まれたのを機に、安定した収入を得るため警察官になる道を選んだ。そんな父親の血を受け継いだクリスさん。父とともに音楽に親しむ環境の中で、ミュージシャンへのあこがれが芽生えた。

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