人の役に立ち、やりがいもあるけど… 奈良市肝いり「福祉職勧誘」が低調なワケ (1/4ページ)

2016.2.28 17:13

福祉職deあいフェアで施設についての説明を受ける求職者ら=奈良市

福祉職deあいフェアで施設についての説明を受ける求職者ら=奈良市【拡大】

  • 奈良市では介護職の就業人口を増やすため毎年マッチング事業を行っている=奈良市
  • 奈良市では介護職の就業人口を増やすため毎年マッチング事業を行っている=奈良市
  • 奈良市では介護職の就業人口を増やすため毎年マッチング事業を行っている=奈良市

 少子高齢化が進む中、奈良市が若者の就労マッチング事業の一環として開催している「福祉職魅力発見バスツアー」が低調だ。福祉職の現場を見て回るツアーで、平成24年から毎年1回開催し、これまでに計63人が参加したが、正社員採用に結び付いたのはたった1人。奈良県内の福祉関連職業の有効求人倍率(27年11月末時点)は4倍と高いのに、なぜ採用に結び付かないのだろうか。背景には“3K”といわれる職場環境に加え、制度改正で必須となった国家資格が大きな壁となっている現状がある。

 「やりがい間違いない」

 昨年11月25日。第4回目となる奈良市の「福祉職魅力発見バスツアー」が午前10時半から、同市役所で始まった。参加したのは、20歳代~60歳代の計16人。福祉職の基礎知識などを学ぶセミナーの後、介護老人保健施設と特別養護老人ホームを見学。現場で働く職員とも交流し、午後5時に解散という一日コースだ。

 参加者が見学した介護老人保健施設「アンジェロ」では、新人から管理職まで5人の職員が加わり、仕事内容などを話した。ケアマネジャーの管理を担当する飯田正子さんは「3カ月から半年で辞める人も約3割いる」と明かしたが、「やりがいは間違いない。無資格や未経験でもサポートし、しっかりと育成します」と話した。

「これまでいろんな会社を回ったが、どこでも…」

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