白内障手術、術後の見え方に不満? 過度な期待は禁物 (1/4ページ)

2016.3.19 17:10

近くに焦点を合せた単焦点レンズの見え方。遠くは焦点が合わないので眼鏡が必要(日本アルコン提供)

近くに焦点を合せた単焦点レンズの見え方。遠くは焦点が合わないので眼鏡が必要(日本アルコン提供)【拡大】

  • 近くと遠くの両方に焦点が合う多焦点レンズの見え方。眼鏡は必要ないが、コントラストが少し悪い(日本アルコン提供)

 加齢とともに誰もがなるといわれる白内障。治療のための手術は短時間で、日帰りも可能だが、術後の見え方に不満を抱く人も少なくないという。術前の過度な期待とのギャップが不満の原因となっている面もあり、専門医は「メリットとデメリットを理解したうえで手術を受けて」と呼び掛けている。(平沢裕子)

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 白内障は目の中の水晶体が白く濁って、目が見えにくくなる病気。水晶体は、カメラのレンズのような働きをしており、厚さを調節することでピントを合わせている。水晶体が濁ると、目に入る光が散乱し、物がかすんだりぼやけたりして見えるほか、光をまぶしく感じるようになる。

 アトピーや糖尿病などの疾患やステロイドなどの薬の影響で発症することもあるが、圧倒的に多いのは加齢によるものだ。早い人では40代から発症し、70歳以上で8割、80歳以上ではほぼ全員が白内障の状態になっている可能性があるという。

白内障が進行した場合、手術以外に視力を回復する手段はない

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