診療報酬改定 認知症患者を身近で支える 乳幼児の夜間対応にも手厚く (1/2ページ)

2016.3.21 05:00

アルツハイマー病の男性患者(手前)を診察する西田伸一医師=2月、東京都調布市

アルツハイマー病の男性患者(手前)を診察する西田伸一医師=2月、東京都調布市【拡大】

 東京都調布市の診療所で、男性患者(83)が恐る恐る切り出した。「やっぱり認知症なんでしょうか」。院長の西田伸一医師(58)は「脳の記憶をつかさどる部分の萎縮が少し進んでいるようですね」と率直に伝えた。

 男性は昨年、初期のアルツハイマー病と診断された。西田医師が「老化による物忘れと認知症の境界はあいまい。特に意識する必要はないですよ」と諭すと、男性はホッとした表情を浮かべた。

 認知症患者を継続的に診療している「かかりつけ医」に4月以降、患者1人につき月1万5150円(患者負担は1520~4550円)の報酬が支払われる。(1)認知症以外にも疾患がある(2)内服薬を5種類以内に管理する-が主な条件だ。

 厚生労働省研究班の推計では、認知症高齢者は2012年に約462万人。25年には約700万人に膨らむ。その暮らしを支えるには、身近なかかりつけ医が不可欠だ。

 西田医師の患者の多くは、父親が先代院長を務めていた頃からの長い付き合い。過去の病歴や家庭環境、本人の性格も把握している。通院が難しければ西田医師が自宅へ足を運ぶ。最近は自宅でのみとりも増えた。

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