「水虫」の季節到来、家族間で感染も… 有効薬たくさん、徹底した治療を (1/3ページ)

2016.4.2 17:07

革靴を履いて通勤する人々。春になると水虫がぶり返す人は多い(本文と関係ありません)

革靴を履いて通勤する人々。春になると水虫がぶり返す人は多い(本文と関係ありません)【拡大】

  • 水虫を引き起こす白癬菌。水虫は中途半端な治療では根治できない
  • 帝京大学医学部の渡辺晋一教授

 桜前線が北上中の日本列島。どんどん春めいて気温も上がっているが、水虫の悩みを抱える人にとっては、うっとうしい時期でもある。「水虫は治らない」と言われることもあるが、専門家は「有効な薬はたくさんある。治すことは可能です」と断言している。(櫛田寿宏)

 まずは皮膚科

 水虫は白癬(はくせん)菌というカビが引き起こす感染症。水疱(すいほう)ができたり、かゆくなるなどの症状がでるが、かゆみを訴えるのは水虫患者の10人に1人で、自覚症状がないことが多い。湿度と気温が高くなる春ごろから症状が出始め、秋には症状が治まるというサイクルを繰り返すケースが多い。水虫は、5月の後半に調べると日本人の5人に1人に見られるという。

 帝京大学医学部皮膚科の渡辺晋一教授は「日本では靴下と靴を履くようになった戦後増えました。サンダルで過ごすことが多い東南アジアでは、今も水虫になる人は少ないです」と話す。

水虫になってしまったらどうすればいいのか

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。