苦痛だった「天声人語」の要約 作家・羽田圭介さんの自信になった“勘違い” (2/4ページ)

2016.5.21 17:12

羽田圭介さん

羽田圭介さん【拡大】

 小5の5月から進学塾へ通い始めました。すると母が、国語の先生から「朝日新聞の『天声人語』を要約すると、文章能力の基礎力アップにつながる」と教えてもらったらしいんです。夏休みに入ると、学校の宿題や塾の課題とは別に、毎日、「天声人語」の要約をやらされました。苦痛で仕方がありませんでしたね。

 はじめの数日は、大学ノートに、写経のように書き写していただけ。すると母に「全然要約できていない!」とこっぴどく怒られて。容赦のないチェックが入りました。

 当時の羽田さんの母の気持ちを軽々に推察することはできない。しかし、せっかく努力するなら、成果に結びつけてほしいと願う気持ちが伝わってくるようだ。

 それで“写経”を続けていると、やがて半分、さらには3分の1ほどまでにまとめられるようになり、毎日の要約作業が苦ではなくなりました。夏休みも終わりに近づくと、1回分の天声人語を、大学ノートの4~5行にまで難なく要約できるようになっていたんです。

「僕はもう母から教わることは何もない」と思いましたね

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