また、加齢臭などには、毛利さんも書いているように、ちょっとしたフレグランスをつけてみるのもいいかもしれませんね。日本の男性は、年齢が上がるほど香水をつける習慣が少ないと思いますが、自分の好きな香りに包まれることは、集中力を高めたり、精神を安定させることにもつながります。気分を変えるのにも一役買いますから、ぜひ、一度トライしてみてください。
セルフプロデュースができることは、自信と余裕の表れでもあります。それが自然とにじみ出て、周囲を惹きつける大きな魅力につながっていくのです。
毛利さんの本の大きなテーマは「一流といわれる人は、いかにして成功することができたのか?」。ビジネスクラスに歯槽膿漏の人はいても、ファーストクラスには皆無である、という指摘も、なかなか示唆的です。
臭いの問題を解決することも、できる男になるための必要条件のひとつなんですね。
(プレジデント編集部 名越加奈枝=文)(PRESIDENT Online)